結論:お客様の声として「社長からDXと言われたけれど、何をしたら良いか分からない…」というものが多かった昨年ですが、企業サイズに関わらず、AIを利用した需要予測で良い結果が出ていることが分かりました。DX適用分野としての候補として検討してみても良いと思います。
【経産省の公開資料からのピックアップ事例】
- 八尾製鋲 (製造業): 欠品率軽減に向けた業務改善、AIを活用した需要予測(カテゴリー:設計段階)
- 鈴茂器工(2/2) (製造業): ご飯盛り付けロボットの消費量AI予測(カテゴリー:検証段階)
上記2例は、いずれも需要予測ですが、取り上げた事例としては、コロナ禍で需要予測が困難な中、コロナ禍のような突発的な外乱を考慮した需要予測ができていることに注目しています。
【注目のポイントを図で見る】
ここがポイント:2事例とも、コロナ禍の中、変動の多い需要について、高い精度で予測できている事ですね。
ここで利用されているAI技術は「Optunaで設定条件を最適化したLightGBM」などと説明がされていますので、ご興味がある方はこの記事のソースであります経産省のホームページで資料をダウンロードしてみてください。118ページのパワポをPDF化しているものです。その他の事例としては、自動見積システムなどの事例もあり、近い将来実用化できそうな事例も散見できました。